【新唐人2015年12月23日】
中国の人権問題が欧州に広く注目され続けています。先日、欧州議会は中国政府の人権迫害を非難すると共に、欧州連盟(EU)に対し、中国へ圧力をかけ、人権の改善を求めるよう促しました。
16日、欧州議会本会議の投票はEUと中国の関係についての決議案を通過しました。宗教の自由への迫害、人権活動家への圧力など、中国で日増しに悪化する人権問題が注目されており、欧州議会はEU対中国との各レベルの対談の中で、圧力をかけ、人権の改善を促すよう求めました。
EU中国関係レポーター バス・ベルダー(Bas Belder)氏
「我々は常にEUと中国の、戦略的パートナーシップについて話しています。この関連の内容を明確に含むべきです」
欧州議会議員 チャールズ・ タノック(Charles Tannock)氏
「絶対にこの事実を無視してはならない。中国は依然 共産党一党独裁制です。言論 集会の自由やGoogleなどネット封鎖、我々には共通の価値観がありません。中国との関係には限界があると認識しています」
同決議案には欧州議会の中国の言論や報道の自由、宗教の自由に対する抑圧を注視し、EUが中国との対話の中で人権問題に圧力をかけるよう促す内容が含まれています。
欧州議会議員 チャールズ・ タノック氏
「法輪功学習者は依然として、彼らの観点の平和的な表現と信仰や修練を禁じられています」
中国共産党により酷刑の被害をうけた法輪功学習者 劉玉梅さん
「EUは中国共産党に対し迫害停止を提案すべきです。特に法輪功学習者から強制的に、臓器を摘出する行為は現在も行われています」
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2015/12/18/a1242214.html (中国語)
(翻訳/赤平 ナレーター/藤坂 映像編集/李)